甘夏をいただいた。

酸っぱいモノは男は苦手なので、とりあえず仏壇に供えて熟すのを待っていたが、あるときママレードにしようと思い立った。


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ママレード(マーマレード)という英語名はもとはポルトガル語のマルメロ(西洋カリン)を使ったジャム・マルメラーダがなまった言葉(Wiki)。

マルメロという果物は、洋ナシの形をした花梨の実で、ジャムにすると夏みかんに似た苦みがある。マルメロというポルトガル語自体が大元には古代ギリシア語メリメロン=オレンジジャムがなまっているというので、二回もなまって日本に到着したことになる。(諸説あり)

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果肉も皮も使う。
むいて刻んで砂糖で煮詰めるだけである。




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ジャムを作りながら、同時にオレンジピールソースも作ろう。
作りかけのマーマレードをフライパンに小分けして、ニンニク醤油と赤ワインを足して煮詰めるだけ。
オレンジソースは鴨肉、牛肉、豚肉に合う。

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煮詰めながらオレンジウイスキーをやる。
料理しながら一杯は楽しい。

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オレンジウイスキーというのはハイボールによくある飲み物。
オレンジで作ったウイスキーもある。
ハイボールは柑橘系果肉・果汁をよく絞ってだす店も多い。つきものらしい。



さて、ママレードはシナモンを少々ふりかけ、煮汁が澄んできたらOK。
冷ましておけば、しっかり粘り気が出てジャムになる。

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とろりとなるのは、皮の白い部分のペクチンのおかげ。
ほかの果物のジャムには市販ペクチンをわざわざ入れるが、ママレードは入れる必要がない。
ただしオレンジ系の白いわたには苦みがつきもの。いやなら皮だけをスライスして使えばいい。
どっちにしても甘夏は苦みも楽しむ果物。

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さて冷ましたらパンにぬって食べましょう。

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瓶詰にして冷蔵庫へ。

ソースも。

オレンジピールソースのステーキを次回アップしましょう。


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