花冷えの後、九州では4月前半は「花冷え」、後半の冷え込みは「寒の戻り」で、五月は北海道では「リラ冷え」などと季語があるけれど、花の後の「冷え」を使う季語 はなかなか見当たらない。寒の戻りでは味気ない。考えた挙句に「霜冷え」でよいかと。

お題を、”天・天・天”と、テンポよく三つ重ねたかったのだ。

寒の戻りも、霜が暖地でも立つ朝晩を言うので、ま、よかろうかと。
ちなみにあいさつ文の「霜寒」は「そうかん」と読ませて手紙などに「霜寒の候」と使うそうで、季節は11月~12月上旬とあった。

まあ、いいじゃないか。天気予報もしきりに西日本は霜警報と言っているから。



その霜冷えの昨夜は鶏もも肉のとり天と、今年最後のタラの芽天で一献した。

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九州でも霜が降りるの?と北日本、東日本の人に聞かれることがある。いまだに九州の春は終日暖かいと思う人は多いようだ。しかし山や高地や阿蘇などの高山のふもとなどではこのころは毎日霜が立つ。
麦冷えでもよかったかな?「青麦に霜の候」なんかおしゃれかも。

平地でもそういう日がたまにある。そういう日に限って、昼間は夏のように暑くなる。
放射冷却のせいだろう。地球の環境は実に人をあきさせない。

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