人はどういうものか、桜が近づくと外に出たくなる。
落語の枕にも、そういう前振りがよく使われるから、きっとみんなそうなんだろう。

折しも緊急事態宣言打ち切りとなり、いよいよ試練の?行楽シーズンとなった。
まあ、二度目の首実検である。 おそるおそるの。

東京の若いのだけが、全国で一番こういうことを護らないってことははっきりしちゃった。あれはみんな地方出身者なのだから、ちょうど吉田兼好が「田舎者は」と書いた通りに今でもそうなんだって感じさせられる。知らなきゃ、「徒然草」読んでない人だな。学校で教えてくれるはずだがな。「古文で」。

それぐらい日本人なら知ってて当たりきな「古文」だぜ。

まあ、都会は自由な世界なんだろう。
勝手に感染してころっといけばいいんだが、これがそうはいかないで、他人にウイルスを移して回るから、バカはやっかいだ。


ともあれ、今朝のご近所の桜だ。
満開なのは山桜とジンダイアケボノばかりで、ソメイさんはまだまだ3分。
ソメイヨシノの満開は、たぶん週明け。その前に雨が何度か降るらしい。
それであっというまに咲いて、あっという間に散ってゆくのが昨今のサクラだ。