京都人は梅雨時は必ず水無月を食べる人が多い。
「みなつき」と読む。
関東風なアクセントではだめで、文頭にアクセントがある京ことばで呼ぶ。
み⤵なつき である。
なんてこともない白いういろうの上に大納言が山ほど乗っているおかし。
それが昨日の蕎麦屋探しの途中、売ってる店にでくわした。
旗に水無月の文字がゆれていた。
思わず入って、「ください」と。
炎天下で梅雨らしくない一日だが、持って帰って冷蔵庫で冷やして食べる。
開けてみたら、ちゃんと緑笹が敷いてあるが、なぜか切れてない。
あれ?
水無月は三角に切ってあるもの。一切れづつ売っているもの。
でも大分のは四角で、切れてなかった。
自分で四つに切って三角に。
まずうまい。
でも厚みが京都の半分もない貧弱さにちょっとがっくり。
田舎だからしょうがないか・・・。
うまかった。
晩飯の後、湯上りにスイカを出してきた。
相当久しぶりだ。
八分の一カットを半分にして、放射状に切る。
こうすると一番甘いところが全部のカットの頭に行き渉る。
八百屋や市場のカット方法のひとつだ。
やさしおをぱらっとしてかぷりと一口。
しゃくっ。
あ、スイカだ。
スイカの青臭い夏の香りがふわっと漂う。
なつかしき臭い。
この時期のスイカはハウスだから甘い。
真夏の露地ものよりもはずれがない。
たな落ちもない。安心して食べられる。
今はラガーボールや小玉が売れ線である。
皮が薄く、軽いので贈答にも冷蔵庫でも邪魔にならないからだそうな。
でもやっぱりスイカは大きいのがカットしてあるのがいい。
ついでにトウモロコシも焼いて、ビールでやりなおして眠った。
体中が15000歩の疲れでこむらがえりする。うなりながら6時間ぐっすりだった。
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