ホゴは九州・瀬戸内でのカサゴの呼び名。
蓑笠を着たようにとげとげしいが、白身で皮までうまい高級魚だ。
小さいものは味噌汁、中型は煮物や唐揚げ、大型は刺身でもいける万能魚。
赤と黒がある。




赤黒二匹パックが安く出ていた。
赤いほうを唐揚げにしてみる。

 まずハラワタをとるが、固い魚なので包丁は出刃で、力が必要。
全体がとげとげしいから、女性はできれば魚屋さんに内臓をとってもらうといい。けがをしやすい魚だ。

塩でぬめりをとり、包丁でうろこは荒く削いでおき、二か所ほど出刃で切れ目を入れたら、塩コショウして小麦粉をはたき、じゃっと揚げるだけ。







とにかくぷりっとして真っ白の、つやつやした身が身上。
皮も頭もカリッと揚げて、頭からヒレ、背びれまで残すところのないうまさ。

おろしポン酢で。



どうです、このはちきれるような白身の鮮度と輝き。


お吸い物、



漬物




旬の一品でございます。





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