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二日目はややむっとした
青嵐が吹き荒れる晴天だった。

暑そうだったが、風は湿気を払うには充分なほど


簡単な弁当を作って
外へ出た


外はもう花園だった。
今を盛りと五月の花々が咲き乱れている。



異界の門をくぐったとたんに
畑のジャガイモの花が出迎えてくれる。




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農家の庭先には
セキチクが咲き乱れ





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ポーチュラカふぁろうか松葉ボタンだろうか
真っ赤な花が盛りである。


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すぐそばで畑を耕している奥さんと
ひとしきり花や新しくなった道路や最近引っ越してきた立派な新居について
立ち話し。


ちょうど今は玉ねぎの収穫期。
レッドオニオンや新玉ネギを当たっていた彼女に、
玉ねぎの葉っぱはどうするのか?と聞いてみた。
案の定、捨ててしまうそうだ。
もったいない。
玉は一個で小さいのに、葉っぱは茂って青々としている。
だげ堅くて食べられないそうだ。

捨ててしまうのか・・・。

何か利用法はないのだろうか?
食いシンボゆえに、昔から気になっていた。






橋を渡り神社の入り口へ。
以前は壊れかけた廃屋があったのが、
台風ででも倒壊したのか
なくなっていた。


山に入る坂道は
落ち葉が降り積もり
すべるすべる・・・




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神社の神楽殿の床が真新しくなっていた。

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どっこらしょと腰掛けて弁当を開く。



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心地よい風はたぶん雨をつれてくる風だろう。

西のかなたにやや暗雲が漂い始めていた。



神社をあとに周囲を散策していると
花花花・・・



農家の花はさすがに肥料がいいのか
どこでも立派である。



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ブラシの木






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黄菖蒲(しょうぶ)
の群落

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ウスベニ月見草


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ガーベラ?




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名前も知らないその花も多い。




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グミの実が可愛らしい
口に入れると懐かしいしわしわした味がした。
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やぐるまそう



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やぶらんかカンゾウか?
キスゲのようにすいっと立っている。




花園を抜けると
農道を大きなトラクターが
ゆっくりと去っていった。



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農業用水は満々






風が強く吹いた

さて帰ろうか


往復6500歩で家に戻り
坂道や階段を歩いたこしかたを思う。

風呂を浴びて、オンザロック。

持つべきものは故地の知己。
おかげでキリギリス生活に無事戻ることが出来たよ。おおきに。








楽しかった。佳日。