卯の花の匂う垣根にほととぎす・・・はまだ来ない。
あの歌は季節感が少しおかしい。
九州では卯の花のあとにほととぎすは来る。今はツバメやウグイスやツグミである。
おとといから庭木の剪定で体がたがた。
あちこちがきしむ。
というのも、今年は裏のサザンカ生垣を深く切っているからだ。
ノコギリとはさみで、大汗かいてやっている。
そうしないと、ずんずん伸びるのだ。
北側なのに、なぜだか延びて伸びて、外から中が見えなくなってしまう。
風通しと泥棒が来にくくするために、何年かに一回深く切る。
コデマリが真っ盛り。
花が散ったらこれは切る。
すぐに伸びるので深く切ってもいい。
オオデマリは虫に新芽をやられたから、幹から切り、今年は休み。
今が一番花が多い時期である。
紫紺のあやめに赤茶のアイリス、そして足元ではピンクのシランが真っ盛り。
シランは白もいいのだが。
緑風にちらちら可愛く揺れる。
そろそろ五月の薫風が吹く頃だが、このごろ曇りや雨が多い。
もう梅雨の気配かな?田植え雨かしら。
山紅葉が新緑だ。
植えてから早六年か。
まだ日陰を作るほどには伸びていない。
桜は早いが、かえでは生長が遅い。
これが日陰を作る頃には、ぼくはきっと70歳近くなっているだろう。
待ち遠しい。
薫風の さつきの青に 鯉揺れる
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。