二日前の夢である。
よく出てくるアパートか学生寮のような場所。
自分の部屋になぜか若い女の子が来ていて、ぼくは紅茶と入れてやっている。
台所でである。
「こないだはあのこが来て、やはりお茶を出してあげたんだ」
すると彼女は
「ええ、あのこから聞いておいしい紅茶だったそうなので、来ました」
「そうだったのかい」
そう言って横を見ると、その「あのこ」が座っている。
「ぴゃ、いつのまに?まあ、いいや紅茶を入れてあげよう」
入れて戻ると、山ほどギャルが座っている。
よくはわからんが、真ん中は双子だ。
目を真ん丸にして、みんな可愛かった・・・んじゃないかしら?
さすがに驚き、外にある共有厨房へ向った。
カップが足りない。

何人だっけ?10人くらいかな?
厨房の棚に並んでいるカップを選び始めた。
全部形が違い、しかもシュールなデザインばかり。
取っ手がぐにゃりと曲がっていて、しゅーーーっと伸びたり、湾曲したり
芸術品みたいなものさえ。
なにしろ住んでいるやつらが全部変わり者だから、趣味も変わっている。
お茶を入れていると、若い男が入ってきた。
寮長だったっけ?

なんだかいろいろしゃべりかけてきて、うるさい。

さて、しかしこんなへんてこなカップばかり10個も、どうやってお盆に乗せよう?
そうだ、彼女たちに来させればいいのか・・・。


そんなところで目が覚めてしまった。
いつもいよいよいいところってときに必ず目が覚める。

「なんでやねん。ええところで~~」とぶつぶつ言いながらトイレへ。

「続きを見よう」


でももう見られない。朝になる。





「ちぇ」

しかし、けったいな夢やったなあ。

いつもそうぼやいている気がする。


「あのこ」はまた見そうな気がする。どんな子かはっきりとはしないが。
以前も夢に出てきた子だ。



それにしても、近頃の夢は、起きると「うひゃひゃ」と笑うようないい夢が多い。
うかれてんじゃないっつの。いい年して。