まさかの一ヶ月が夢のように過ぎていった。
復活もう無理なのか?
毎日点滴の日々を乗り越えて、家に戻ると、もうぼくはまるで龍宮城から戻った浦島太郎のようだった。
そこから数日、リハビリ生活が続き、徐々に体力と気力を回復させたものの、まったくやる気がでない日々に陥った。
食べることしか興味がなくなった。
文字を書く気が喪失してしまったのだ。
それからハローワークの勧めで、歴史資料館(教育委員会)が募集する民俗学補助研究員の筆記試験を受けることで、気力を回復させようと考えた。受けてみて、全然記憶も体力み気力もないことに再認識することができた。もちろん試験は落第である。覚えていない。用語がまったく出なかった。さすがにあきれかえった。
今も気力が萎えたままではある。
でも俺はまた書くことに決めた。
それしか生きる活力は復活しないと思うからだ。
そのためにはまずは食べる楽しみを思い出すことだ。
食べたもの画像が山のようにたまったので、全部出してゆくから覚悟しとけよ~~~!!!
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