1 議会制民主主義は、圧倒的多数を勝ち取ったひとつの独裁的政権だけではいけない。必ず拮抗する複数の対抗政権があって、両者が意見をけん制しあうべきものだ、という大前提がある。すると今の自民党一党政権は日本が独裁国家になりかねぬ危険性を常にはらんでいることになる。


2 しかし、現在、そうした第二政党はないに等しく、これでは選挙の意味がないから、投票数は減ることになる。いかなくても自民が勝ってしまう、そんな選挙ならしないでもいい。


3 小池百合子は年齢的にこれが最後のチャンス


4 若狭やその他の逃亡候補たちの烏合の衆では勝てず、国民の関心も低い。


5 小池は優柔不断でずるがしこい女であるから、情勢を見てきたが、安倍は小池を恐れて、いきなり解散宣言した。あきらかに自民は小池新党を嫌がっている。



6 小池がいいとか悪いという問題ではなく、議会制民主主義存続と、今回新しく選挙権を与えられた若者のためにも、夢を与える義務を政治家は果たさねばならない。



7 拮抗した二大政党制実現のために小池はこの秋(とき)こそ出なければならない。
問題は、ではこの戦争へ限りなく近づく国際情勢について、小池に、女性として、いかほどの軍事知識があるかどうかだろう。



8 現状で新党には、差し迫ってしまった選挙に出馬するに足る人員を集めるには、時間がない。少なくとも、もっと政治経験のある重要人物の、自民党抜けを引き起こすカリスマが必要。例えば小泉親子や細川といったネームバリュー。それらを小池が取りまとめられることで、60議席以上(維新登場時を上回る議席数)がとれなければ意味はない。それやこれやで小池はおそらく躊躇がある。



9 しかし、北朝鮮問題を利して、憲法改正、自衛隊国防軍化、徴兵制復活への道を突き進もうとしている安倍政治に対抗できるのは現状では小池のみ。(どっちがいいとか言っているのではない。どちらかと言えば個人的に小池は好きではない)



10 都政はむしろ若狭にでもまかしておけばよかろう。所詮は地方行政でしかなく、それは政治家たるものが目指すにはややスケールが小さすぎる。東京がどうなろうと、築地がどうなろうと、実は地方国民のほとんどは興味がない。東京都民だけの問題である。五輪も別にやめたっていい。あんなものはただの一時的なお祭でしかない。ただレジェンドが残り、世界に赤恥だけはかいてはならない程度でよい。



11 何よりも若者の政治離れを防ぐために、小池は出馬するはずである。
そうじゃないと、日本は、ますます右傾化し、戦争してもいい国家になり、核ももってしまうだろう。それがいいか悪いかは歴史が語ることになるだろうが、どっちがいいとか悪いではなく、政党は二つが拮抗せねばならない。それが自由主義の根本なのである。相反する少数意見を排除しない・・・意見を戦わせることこそが民主主義だからだ。


12 小池百合子は「学級副委員長」であり、つまりはちくりの人。なんらかの重大な問題点をリークすることで都知事になれた人だ。そういう問題を、安倍が持っているかどうかも躊躇の種であろう。そして時間が足りないとも思っているはず。
だから彼女の背中を強く押す誰か、何かのネタが必要である。



ちなみに小池が出たとしてもぼくは今回も選挙には行きません。ただ歴史を凝視するだけ。安倍は男子の本懐の時代へと日本を戻そうとしている人。小池はさて?どれほどの大儀があるかを見極めたい。


男としては、心情的には、男性的決断政治は好ましい。時間のかかる、一人で考え込む、小池のスタイルは危険性もある。彼女はファーストの新都議たちにかん口令を引くような独裁的な一面もある大姉御タイプ。一歩間違えば、安倍と変わりない政治家になりかねない人であろう。それでも女性や子供たちは、主観的な小儀を以って、彼女を支持するだろう。それもまた政局である。新党は寄り合い所帯ではじまるだろう。民進党と変わりない、足を引っ張り合う政党にもなりかねない。それでも小池と言う親分がいればそこそこに抑制される?




さあ、女60数歳。これが最後のチャンスである。
面白い政治のためにも、そろそろ決断せいや。





わしゃ、どうっちでもいい。どっちでも応援はしません。





面白い時代にして欲しいだけ。




まあ、戦争になってもそれはそれで稀有な体験ではある。まだ核戦争は見たことがないからね。そしてミサイルで死んでも別にもう長い命じゃない。覚悟はできてます。日本は欧米自由主義国家たちの、アメリカの、捨石になるだろう。やられるのは日本だけだからね。




しかし、どうしても日本は、敗戦の負け犬根性から精神的に抜け出さねば、欧米には太刀打ちできないことも確かなのだ。













いずれにせよ、面白くして欲しいもんだ。







待ってるぜ。




人の変化と不幸は生きていく糧となる。



サスペンスがなくちゃ。わくわくさせなきゃな。