野鳥は恋の季節にはよく鳴くが、それ以外は地鳴きといって、さほど目立たない。
だから歩いていて今頃よく鳴く鳥は、暖かいのが好みで、あとから市街地へ降りてくる。これは時間帯での「住み分け」である。


五月になって鳴き始めたホトトギス。
それがツユ前には鳴かなくなる。
それは卵を産んだということ。
どこに?他人の巣に。

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するとツユ前になると、先にかえっている宿主のヒナを、ホトトギスやカッコーのヒナが巣から落としてしまう。


だからこの時期は、あったかい土地では、あちこちで落下したヒナを見る機会が増えることになる。


それが肉食の生き物に食われたり、車にひかれることとなる。


ツユ前が多いから、よく注意して山歩きや散歩をして欲しい。
道路におちていたら、森の中に戻してあげたらいい。それ以上はしては違反になる。





よろしくね。


野鳥の恋の季節もそろそろおしまい。
巣立ちの季節になるな。




散歩って、そういうことがわかるからいいよね。