歯の痛みは昨日おさまった。
とりあえずやわらかいもので大事をとり、そこそこのようなので、今朝からは普通食に戻している。
昨日も今日も上天気で気温は五月の初夏のよう。
昨日は散り行く桜をながめにでかけ、今日はのんびりテレビ鑑賞。
しかし室内でもかなりの温度で、もう半そでで過ごしている。
暑気払いにはまだ早いが、お昼はとりあえず冷たい蕎麦にした。
実は昨日の夜も冷やし蕎麦だった。
とはいってもざるではなく、おろし蕎麦である。
大根おろしにちりめん山椒をまぶしたものをのっけて。
そうだ、焼き海苔があったなと、火であぶり、もんでのっけた。
歯茎も奥歯も、腫れの残照は少し残るものの、まずは腰のある湯で方の蕎麦でも問題ない。
なにより涼やかで酒も進んだ。
季節はすでに新緑のころとなった。
桜ははらはらと散って行き、
道の隅に「桜飯」をなしている。
さかりはソメイからもう八重桜へと切り替わってゆく。
こういう状態を昔の人はさくらめしと言った。
まさに。
八重桜も結構だが、
なんといってもこの季節、
真っ青に色づいた麦の緑が目にまばゆい。
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