人に負けない「麵食い」である。
そば、うどん、ラーメン、チャンポン麵、きしめん、ほうとう、スパゲッティなんでもござれだ。
かりっと揚げて、出汁の中で次第にゆるくなるのを楽しむ。最初のぱりっももちろん楽しむ。
そばの愉悦は喉ごしである。ずずっと一息にいきたい。すする麺類の最上級。
うどんは鍋焼きに限る。
天ぷらもよし。
チャンポンは酢が決めて。
油っぽいに酢をかけるは、長崎の知恵。
一気に日本人向きになるから不思議。
スパはカルボナーラなどのシンプルなのが最上。
ヌードル。アメリカのイタリア系移民からはじまる巾の広いパスタだが、アメリカでは添え物扱いだ。アメリカやカナダでカップヌードルは通じない。「スープ」である。なぜってカップヌードルの麵はアメリカやイタリアのパスタではないからだ。
いまやカップ・ラーメンとかラメン・オ・カプーと言ったほうが通じるかもしれない。
麵と言う言葉は小麦粉や穀物を粉にして、水で溶き、薄く延ばしたものすべてを言う中国語。これはイタリアで麵全般がパスタであるのに共通している。日本では、面と言えば細長く伸ばしたものだが、そもそも「めん」は麵で、つまり面にしたものという意味だから、はじまりは伸ばした小麦粉のことなのである。
あ、これくらいで、ごめん。もう呑むわ。
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