2月
一日からなぜかやる気が失せた。
それは次第に連鎖を引き起こし、二週間のあいだ、なにも書く気にならなかった。
その間に雪が降ったり、大風のブリザードだったり、首相がトランプとゴルフしたり、北がミサイル撃ったり、突然春が来て、サンルームが3６度にもなる日になって、最後に金正男が暗殺されたりした。波乱万丈だった。
テレビ予報はあさって春一番が吹くだろうなんて言うのだが、一番なんか、あの大雪の前にもう吹いていたんじゃないだろうか？
この雪の日の前に、ぼくはうららかな菜の花の中をピクニックに出かけ、由布院の森号を写真に撮ってきた。
線路の上で、ぼくは両足を垂らして、弁等を食べながら、それを待っていた。
寒いが、青い空に、高々とワインのスキッドをかざせば、
赤は青に透け
やがて寝そべっているぼくの目の前にそれは現れた。
その二週間分のぼくが食べたものの記録を
ラー油を作ったからのギョーザ。
落花生でピーナツ油も作ったりした。
最後はチゲ
雪は一日だけ降り積もった。
ひどい乾燥でいつもの二月のように喉風邪になり、今もまだせき、鼻水、たんで、ぜーぜーいっている。せきするたびに、肋骨が突き破られそうになりつつ。
吟醸が玉子酒となる 渇きかな
おじょうさん、これが私の二週間の仕事です
チョコもらえませんか？
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