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臥龍潜伏して災厄をなさんと欲す
スサノヲこれを平伏させんと立ち
しかるにこれ一層災害を助長す


記紀神話に描かれるスサノヲとヤマタノオロチの戦いは、ある災害をおさめようとしたスサノヲこそが災害王=自然神だと言っている。オロチという河川災害をスサノヲが治水を以って平伏させるのであるが、一見それで世界は平穏になったかに見えて、オロチの尾からスサノヲが発見するのは「果てしないいくさ」の象徴である天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ=草薙剣)である。これはまさに治水に伴って上流の山脈にあった鉱脈が土砂災害によって流出し、露頭となって地上に出た。それを使って王権=スサノヲは新たな武器を手に入れた。すると世界中に人間による災厄=戦争が蔓延し始めるという警告ではあるまいか?


長期的な連動型地震の渦中にある熊本・阿蘇・大分西部地域。
鳴動し続ける構造線に刺激され、ついに阿蘇山はスサノヲとなってこれを収めようと立ち上がったのだろうか?


地震に終焉を告げる最後の花火となるのか?それとも新たな災害のきっかけとなるのか?

南太平洋で再び大型台風が生まれつつある。


ぼくには、まるでゴジラ=阿蘇山噴火・モスラ=台風・キングギドラ=地震の怪獣大決戦に見えてしまう。災害の大パノラマになってきた。実に雄大な変動期である。


臨場感ありすぎです。