先ほど気象庁の今回の熊本の横ずれ直下型活断層地震についての会見。

まずおくやみなしでいきなり「名前をつけました」で「はい?あなた何様?」感が漂う始まり方。ま、気象庁ですから、お国ですからがまんがまん。

で、つけた名前が「平成28年熊本地震」かい?しかも前後に「かっこ、かえしかっこ」がつけられた。
考えて考えてそれ?
おいおい。
事務的命名やねえ。

もし年内にまた大地震があったら「・・・熊本地震2」になるんだろうか?


その後、会場のモニターに映される図表の解説をやりはじめたが、肝心の画像が映されない。おっさんの顔ばかり。これはカメラマンのミス?それともお役所縦割り行政と報道とのズレ?NHK、機転をきかさんかい!!

結局なにがなんだかわかりゃしない、阪神淡路との災害比較。


最後にもおくやみなし。


さてさて・・・



昨夜、発生当時の民放地元アナウンサー(若手)の報道も、かなりひどかったが・・・。東京ニュース0のキャスターたちが、その、おそらくはじめての震災報道と始めての現場、主役抜擢でびびりまくっていただろう現場の若手アナに、まあ、矢継ぎ早の質問ぜめ。見ていられないほどしどろもどろの若手アナ。ついにベテラン風女性アナが割って入って選手交代。これもまあ本局の質問攻めも理不尽だったし、現場報道も常はのんびりだという九州田舎もん丸出しになってしまった。

おまけが被災して外で待機中のおじいさんへのインタビュー。これがかわいそうなほど。

「なんとかいかがでしたか?ご家族は?」
「はい、ご、ご家族はご無事でございましょうかいの」
「・・・・・」
「は、はい、むにゃむにゃむにゃ・・・」

これが災害時でなかったら噴出してしまうところだ。漫才見ているようである。

あわてているなあ、理不尽だなあ、田舎なんだなあ、いろんなことが全部一辺にこちらに伝わってきて、それはそれなりに臨場感があった。

お役所、報道って、ほんとに緊急時には思いやりを放り出す。

画面には、にやにやしながら携帯で話しているねえちゃんやにいちゃんの平和そうな顔も映りこむ。

繁華街の深夜ロケは熊本市の商店街から。
けっこうな人がまだ歩いていて、若い子ばかり。無防備なチョウミニのお水?か女子大生か知らないが、帰れなくなった人々がうろうろうろうろしている。どれもが大地震という臨場感のない呑み屋帰り風。それと客引きらしき野郎どものスマホしてる姿とか・・・まあ、「おい電話切れよ!だから大事な通信がパニックになるんだろうが」「見たいのはそこじゃないだろ今は!」的な映像をありがとうだった。


ようは、災害時なんかみんなそんなものなんだね。何からはじめればいいのかもうわからない状況になってしまう。

そう、あの3・11のときの菅総理になってしまうんだよ、誰もが。







熊本城の航空映像、かなり悲惨。
この地域には多くの文化財、遺跡、装飾古墳、塚原古墳群などが点在する。
ああ、雁回山、金峰山・・・通潤橋・・・ああああ。



ああ、これで消費税10%は間違いなく実行されますな。